【あまり知られていない】ブランデーの歴史や製法について

【あまり知られていない】ブランデーの歴史や製法について

ブランデーの歴史

ワインは歴史を辿るのが難しいくらい昔のお酒で、それと比べるとブランデーは新興的なお酒とは言われてるけど、歴史はまあまあ曖昧ですね。

諸説あるからタイムマシンでもできない限り確認は無理だけど、一番古い歴史として言われてるのは、7〜8世紀くらいです。場所はスペイン。ワインを蒸留していたんじゃないかって伝えられてて、もし本当ならこれが一番古いブランデーの歴史かな。

文献に残ってるもので言うと、13世紀ですね。これもスペインらしい。あるお医者さんが、ワインを蒸留して薬として使っていた記録が残っているとか。

本格的に広まったのは16〜17世紀にかけてで、この時期に質が悪い、もしくは質が悪くなったワインを蒸留してみたら美味しかったことから広まったと。原料のブドウの出来って天候に左右されますからね。

フランスのワインの質が悪くなったり、戦争の影響を受けてまともなワインが手に入らないとなれば、質がそれ以上悪くなることを食い止めたり量を抑えるために蒸留するっていうのは、思いつくことなのかもしれないです。

フランスはアルコール度数ではなくて酒量で税金が決まってたから、アルコール度数の高いお酒が好まれるようになってブランデーが重宝されるようになっていったらしいですよ。蒸留することでワインよりも濃縮できますからね。

ブランデーの製法

ブランデーの製法は、大まかに分けると3つの工程で成り立ってます。

  • 発酵
  • 蒸留
  • 熟成

その前後に収穫とか調合とか瓶詰めとか重要な作業もあるんだけど、ブランデーの味を決める重要な過程はこの3つなので、ピックアップしておきます。

発酵

ブドウを潰してジュース状にして発酵する作業です。原料が果物ということもあって糖度が高いから、かなりよく発酵します。そうですね、これはワインを作るのと同じ過程ですね。

というかブランデーはワインを蒸留して造られるお酒なので、ワインそのものを作ってるって言っても問題ありません。ブランデーの場合には皮や種は使わないですから、この発酵の段階は白ワインを作る工程と同じです。

蒸留

発酵して出来上がった白ワインを蒸留機で熱していきます。熱するとアルコールを含んだ蒸気がモワモワと出てくるんだけど、これを冷やすとアルコール濃度の高い“ブランデーの元“”が抽出されます。もちろん全て機械の中で行われることですよ。

ちなみに、ブランデーで有名なコニャックとアルマニャックですけど、造られる地方の違いもあるし、使われる蒸留機も違うんです。ヨーロッパのお酒って、かなり厳格に原料や作り方にもルールがあるんですよね。ブランデーもそれだけ格式高いお酒ってことです。これもちなみにですが、コニャックの蒸留回数は2度。

アルマニャックは1度のみの蒸留で造られてるって違いもあります。

熟成

どんなお酒にも熟成という工程があるものですけど、ブランデーはここで味が決まるっていっても過言ではないです。

熟成をすると、ほんのりと色づきます。原料によっては最後まで色がつかないものもあるけど、ブドウを使ったブランデーは、この熟成で綺麗な琥珀色になるんです。蒸留して抽出した時は透明ですよ。

あと、熟成によってアルコール度数も落ち着くんです。蒸留した時は70度とかまで上がってますが、これを熟成の過程で40度まで落とすんですね。もちろん香りも変化していきます。

全体的にほんの少しですけどとろみが出てきて、飲みやすくなります。熟成はもちろんオーク樽で。洋酒の基本ですね。

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